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祐 天 寺

浄土宗の名刹として知られ
歴史の重みを感じさせる古びた山門や広い境内。

開山は江戸中期の名僧祐天上人ですが、
実際に寺を創建したのは高弟の祐海上人でした。

将軍吉宗より「明顕山祐天寺」の寺号が授与され、
以来、将軍の浄財喜捨や特別の保護を受けるなど、
徳川家と因縁のある寺として栄えてきました

明治27年火災で由緒ある本堂などを焼失しましたが、
同31年に再建されたものをさらに改築したものです




か さ ね 塚

祐天上人にまつわる伝説の中でも、最も有名なのが「累物語」でしょう。
その物語とは、次のようなものです。

下総の羽生村に累という娘が住んでおりました。
累は与右衛門という旅の男を婿に迎えますが、
財産だけが目当ての彼は累を川に突き落として殺してしまいます。

その後、与右衛門は新しい妻をめとり、菊という娘が生まれました。
ところが累の怨霊が菊に乗り移り、狂乱してしまいます。

そこへ祐天上人が現れ、一心不乱に念仏を唱えると、
さしもの類の怨霊も鎮まり、
菊はもとの娘に戻りました・・・・・。

この話は歌舞伎にもなり大変な人気を呼んだそうですが、
大正15年には歌舞伎役者たちが累の霊を慰めるために立派な記念碑を建立。
これが祐天寺境内に残る「かさね塚」です。

本堂わきには、大きな累物語の絵馬があります。(下の写真)


中目黒5−24−53
東急東横線祐天寺駅
徒歩 6分






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